歯周病治療


なかなか歯周病が治らないと
 悩んでいませんか?


歯周病は10回以上通院しても完治しない場合もあります。

それは、一人一人の口内環境に合わせた治療になっていないからです。

しかし、保険診療では受けられる治療内容や治療の間隔・回数に制限があるのはご存知でしょうか?お口の状態を把握するのに必要な細菌検査、健康な歯肉を取り戻すためのレーザーや光殺菌などの処置は、自費診療となっていて保険診療との併用は禁止されています。

トータルヘルスケアプログラムでは、自費診療を選択することによりオーダーメイドの歯周治療を提供します。

短期間で健康な歯肉を取り戻すことは、矯正治療やインプラント治療などの他の治療を受けるまでの期間を縮めることにも繋がります。


治療の流れ


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各治療について

まず検査を行って歯周病の進行度を調べます。

次に歯みがき指導や歯石除去により歯垢の除去を行います。

重度の場合は検査や歯石除去を繰り返しますが、歯周ポケットが減少しない場合は歯周外科を行うことがあります。

いずれの場合も治療後はメインテナンスを行い安定した状態が続くよう努めます。


1. 歯みがきと歯石除去

歯周病にかかった場合は、まず精密な検査を行って現在の歯ぐきや歯槽骨の状態、歯周病を悪化させる要因の有無などを分析し治療計画をたてます。

まずは原因除去が重要ですから、歯みがきの練習を行います。

歯みがきをすることにより、歯ぐきの炎症が減少します。ぶよぶよして出血しやすい歯ぐきも正しく歯みがきをすることにより、かなり引き締まってきます。

そうすると歯ぐきの中の歯石が見えやすくなり、歯石除去が効果的に行えるようになります。

歯石を取ると歯石の表面や内部の細菌が減り、さらに歯ぐきが引き締まってきます。


2. 修復物や咬み合わせのチェック

歯みがきと歯石除去で歯ぐきの状態はかなり良くなりますが、これだけではすぐに再発することがあります。

歯垢がつきにくい、また歯垢を取りやすいお口の環境にする必要があります。

たとえば適合の悪い修復物などは除去しなければなりません。また異常な咬み合わせがあると変な力がかかって、歯槽骨が吸収しやすくなるので咬み合わせの調整も必要です。

さらに歯周病が進行して歯がぐらぐらしている場合などは、全体のバランスや歯の価値を考えて早期に抜歯することもあります。

このような歯周基本治療によって歯ぐきの状態は改善し、ある程度安定した状態が得られます。

この時点で再度精密な検査を行い、状態がよければメインテナンスに移行します。


3. 歯周外科処置

歯周基本治療を行っても深い歯周ポケットが残っていると、歯ブラシが届かず再発の危険がありますので歯周外科を行うことがあります。

歯周外科を行うことにより、歯槽骨の形態をよくしたり歯周ポケットを減らすことができ、清掃しやすい環境ができます。

また健康保険の対象外になりますが、症例によっては歯周組織再生療法によってある程度、歯槽骨や歯ぐきを増やすことができます。

このような歯周外科を行ったあともやはり精密な検査を行い、治療効果を確認します。


4. メインテナンス

歯周治療後は歯ぐきの炎症は減少していますが、歯槽骨による支持が十分でないこともありますので、修復物で歯を固定することもあります。

このようにひとくちに歯周治療と言っても症状やお口の環境によって治療の流れや期間が異なりますので、歯科医師と十分に話し合う必要があります。

また、いくら良い治療を受けても自分でしっかり歯みがきをしないと歯ぐきの状態は良くならないことを認識し、治療が終わったあとも定期的にメインテナンスを受けることが重要です。


歯周病の診断について


2018年6月に、アメリカ歯周病学会(AAP)・ヨーロッパ歯周病連盟(EFP)より公表された歯周病の新分類をもとに、日本歯周病学会では、ステージとグレードという診断のフレームワークが導入されました。

歯周炎の重症度・複雑度が4つのステージ(ステージ1が最も軽症、ステージ4が最も重症)に、歯周炎の進行リスクが3つのグレード(グレードAが最も低いリスク、グレードCが最も高いリスク)に分けられ、グレードの決定に関しては喫煙や糖尿病といったリスクファクターが勘案されることとなりました。

歯周病の原因となるバイオフィルムを除去するクリーニング(PMTC)と歯肉の血行を良くするケアポリスマッサージを行います。


・歯周炎のステージ

歯周炎ステージ1
歯間部の最も大きなCAL
1-2mm
X線画像上の骨吸収
歯根長1/3未満
(<15%)
歯の喪失
歯周炎による喪失なし
局所
最大プロービングデプス4mm以内主に水平性骨吸収
範囲と分布
それぞれのステージにおいて広がりを、限局型(罹患歯が30%未満)、広汎型(同30%以上)、または大臼歯/切歯パターンかを記載する

歯周炎ステージ2
歯間部の最も大きなCAL
3-4mm
X線画像上の骨吸収
歯根長1/3未満
(15-33%)
歯の喪失
歯周炎による喪失なし
局所
最大プロービングデプス5mm以内主に水平性骨吸収
範囲と分布
それぞれのステージにおいて広がりを、限局型(罹患歯が30%未満)、広汎型(同30%以上)、または大臼歯/切歯パターンかを記載する

歯周炎ステージ3
歯間部の最も大きなCAL
≧5mm
X線画像上の骨吸収
歯根長1/3を超える
歯の喪失
歯周炎により4本以内の喪失
局所
ステージ2に加えて:プロービングデプス6mm以上 3mm以上の水直性骨吸収 骨分岐病変2-3度中程度の骨槽堤の欠損
範囲と分布
それぞれのステージにおいて広がりを、限局型(罹患歯が30%未満)、広汎型(同30%以上)、または大臼歯/切歯パターンかを記載する

歯周炎ステージ4
歯間部の最も大きなCAL
≧5mm
X線画像上の骨吸収
>歯根長1/3を超える
歯の喪失
歯周炎により5本以上の喪失
局所
ステージ3に加えて:複雑な口腔機能回復治療を要する以下の状態 咀嚼機能障害二次性咬合性外傷(動揺度2度以上)重度の歯槽堤欠損咬合崩壊・歯の移動・フレアアウト20本以下の歯(10対合歯)の残存
範囲と分布
それぞれのステージにおいて広がりを、限局型(罹患歯が30%未満)、広汎型(同30%以上)、または大臼歯/切歯パターンかを記載する


・歯周炎のグレード

歯周炎グレードA(遅い進行)
骨吸収もしくはCALの経年変化
5年以上なし
骨吸収%
年齢
<0.25
症例の表現型
バイオフィルム蓄積は多いものの、組織破壊は少ない
喫煙
非喫煙者
糖尿病
血糖値正常
糖尿病の診断なし

歯周炎グレードB(中程度の進行)
骨吸収もしくはCALの経年変化
5年で2mm未満
骨吸収%
年齢
0.25-1.0
症例の表現型
バイオフィルム蓄積に見合った組織破壊
喫煙
喫煙者
1日10本未満
糖尿病
HbA1c7.0%未満の糖尿病患者

歯周炎グレードC(急速な進行)
骨吸収もしくはCALの経年変化
5年で2mm以上
骨吸収%
年齢
>1.0

症例の表現型
バイオフィルムの蓄積程度以上に組織破壊:急速な進行and/or早期発症を示唆する臨床徴候(例:大臼歯/切歯パターン、標準的な原因除去療法に反応しない)
喫煙
喫煙者
1日10本以上
糖尿病
HbA1c7.0%以上の糖尿病患者


歯周病の進行リスクファクター


個々人の生活習慣によって歯周病の進行リスクは異なります。

例えば、喫煙者は非喫煙者と同じバイオフィルムの蓄積量でも、より早く歯周組織が破壊されていきます。

喫煙者同様に糖尿病の診断を受けている方も極めてリスクが高くなります。

歯周病を治すためには、糖尿病の管理や喫煙習慣の見直しも大切な要因となります。


悪臭を放つ極悪細菌5種の感染


歯周病原細菌の中で青字の3菌種(A.actinomycetemcomitans、P.gingivalis、T.forsythensis)については、さまざまな研究から強い関連性が判明し、1996年の世界歯周疾患ワークショップで歯周病原細菌として認められたものです。

その後、SocranskyらはP.gingivalis、T.fosythensisにT.denticolaを加えた3菌種をRed Complex(レッド・コンプレックス)と呼び歯周病と強く関連する菌として分類しています。

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ポルフィロモナス・ジンジバリス
(P.g菌)

・ジンジバリス菌と全身疾患との関連性も指摘されており、アテローム性動脈硬化症の病変部位の45%にジンジバリス菌が検出されるともいわれている。

・歯周病原因菌が血小板に入り込み血栓を作り易くなることによって心筋梗塞やバージャー病の発症のリスクが高まる。
ジンジバリス菌の感染が分泌を促進する腫瘍壊死因子(TNF-α)によって、糖尿病が増悪され、この糖尿病によって歯周病が増悪されるという負の連鎖が起こる。
これは「歯周病菌連鎖」や「歯周病連鎖」と呼ばれている。血糖コントロールがうまく行えていない患者ほど歯周病の重症度が高いとする報告もある。
一方、歯周治療を行うと血糖コントロール指標が改善することが示唆されるとする報告もある。


タンネレラ・フォーサイセンシス
(T.f菌)

・アテローム性動脈硬化病変の形成が促進されることがわかりました。
また、細菌性膣炎の女性からも分離されている。
経口T.レンギョウの存在は、食道がんのリスク増加と関連していることがわかっています。

・通常の治療で治らない難治性の歯周病にみられます。
また、歯ぐきの破壊の強い部分や、深部での活動性の高い病巣でみられる事も多いのが特徴です。
T.d菌同様に、タンパク分解酵素を産生し、P.g菌同様に、内毒素を持ち酵素も産生します。


プレボテーラ・インテルメディア
(P.I菌)

妊娠期の感染に注意するべき歯周病菌

・嫌気性グラム陰性桿菌です。一般的に誰の口の中にも存在する常在菌ですが、増殖すると、口腔内を不潔にし、歯周病を引き起こします、ホルモンバランスやつわりなどの影響で、妊娠期に増殖しやすいのが特徴です。

P.I菌が妊娠期に増殖しすぎると危険

・女性ホルモン量が3倍に増加し、羊水の「プロスタグランジン」が急激に増えて、その結果子宮が収縮し、早産を引き起こすと言われています。


アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス(A.a菌)

若年性歯周炎に影響する歯周病菌

・通常歯周病は、30代後半以降に進行しますが、若年性歯周炎は、10代20代で発症する歯周病です。
一旦発症すると急速に進行するのが特徴です。

・通性嫌気性のグラム陰性桿菌です。
白血球の働きを低下させ、内毒素や「好中球」を破壊する「ロイコトキシン」という外毒素を産生します。
歯ぐきの周りの組織内部に侵入し、急速に症状を悪化させます。

外科処置抗菌療法も考える必要がある。


口内フローラを整えて歯周病菌と戦う


口内フローラとは?

・お口の中には500種類以上もの菌が生息していて「口内フローラ」を形成しています。
菌は主にプラーク(歯垢)や唾液、舌苔などに存在していて、中にはもちろん良い菌もありますが、問題なのはご存知、虫歯菌や歯周病菌!口内フローラが乱れてこれらが増殖すると、虫歯や歯周病、口臭などの原因になってしまうのです。

・さらに、口内フローラの乱れによって歯周病になってしまうと全身の健康にも影響を与えることは、みなさんご存知ですよね。
歯周病が悪化すると歯周病菌が血管の中に侵入して全身に届き、糖尿病や動脈硬化、狭心症・心筋梗塞・脳梗塞、早産・低体重児出産、骨粗鬆症などの原因にもなることが報告されています。
また、飲み込む力が弱い高齢者は、お口の中の菌が肺に入りこんで誤嚥性肺炎を起こし、時には死に至ることも。
特にハミガキができない災害時はその危険性が高く、最近は報道などでも注意喚起がされるようになりました。


口内フローラを良い状態で保つには?

・口内フローラを良い状態に保ってお口の病気を防ぐには、まずは毎日のオーラルケアが大切です。

・それとプロバイオティクスも重要です。


プロバイオティクス

・臨床実績があるプロバイオティクスは、L.ロイテリ菌プロデンティスだけです。

・歯周ポケットの中に定住して働く
歯周ポケットの中に定住して働くただ一つのプロバイオティクス
洗口液やブラッシングでは、歯周ポケットの中に住む雑菌は完全除去できません。
プロバイオティクスは、除去するのではなく「制御」する。バイオテクノロジーの新しい発想。

・悪玉菌(雑菌)は口腔内より血液を介して全身を循環してしまう。
L.ロイテリ菌摂取により抑制することで、悪玉菌が全身に入っていくのを防ぐことが可能。


コースのご案内


ホワイトコース(約40分)
特徴
定期的メンテナンスの方にお勧め。
推奨期間
口臭予防のためにもと毎月の受診を推奨。
コース料金
13,200円(税込)

ブライトコース(約60分)
特徴
2回目以降(ホワイトブライトコースの後)で歯石や色素が付着しやすい方にお勧め。
推奨期間
ホワイトブライトコースの間の3ヶ月毎の受診を推奨。
コース料金
16,500円(税込)

ホワイトブライトコース(約90~120分)
特徴
初めての方で歯周病の治療と予防のプログラムコース。
推奨期間
ホワイトブライトコースは6ヶ月毎の受診を推奨。
コース料金
40,700円(税込)




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